建具ついて【玄関ドア編】
設計課の中西です。
建具について考えてみたいと思います。
建築で建具と言いますと大きく外部の建具と内部の建具に分かれます。外部の建具は一般的にはアルミサッシやや玄関ドアなどを指します。内部の建具は主に部屋の出入り口として使われるもので木製のものが多いです。
今回は玄関ドアについてお話しします。
玄関ドアは既製品を使うことが多いと思います。近年はデザインや色のバリエーションも多くなり、選びやすくなってきました。
それはそれで良いのですが、自然素材を多用した外観にする場合はどうしても玄関ドアにも無垢の木材を使いたくなったりします。そのような場合の事例をいくつかご紹介してきます。
【事例 その1】~玄関ドア(片開き戸 + ガラス)
片開きドアの横にFIXのガラスをはめ込んでいます。
表面には杉の赤身板を使用しています。杉の赤身は腐りにくいため外部にはよく使います。外壁にも杉の赤身板を使っているのでとても自然な感じに仕上がりました。ドア横のガラスですが安全のため防犯ガラスを採用しています。
【事例 その2】~玄関引違い戸
こちらは和風の玄関で引き違い戸です。
材料は杉の赤身で格子は両面格子としていますので外から見ても中から見ても格子が見えるデザインです。
【事例 その3】~玄関片引き戸(網戸付き)
こちらは片引き戸になります。
向かって右のガラスが入った戸です。その左にあるタテに格子が入った戸が網戸になっています。
ガラス戸を左に引き込んで、網戸を右にすると玄関に風が通ります。また、網戸にも鍵がついているので網戸にしていても安心感があります。こちらも素材は杉の赤身を使用しています。
いかがでしたでしょうか?少しでもすまいづくりのご参考にしていただければ幸いです。
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