キッチンとダイニングの関係
設計課の中西です。今回はキッチンとダイニングの関係について書いてみたいと思います。キッチンの形式としては対面式を希望されるお客様がかなりの割合を占めています。キッチンで料理をしたり、片付けたりしている時間は短くはありません。その間の家族とのコミュニケーションを考えた場合、『対面式』となるのだと思います。その対面式の中でも開くか少し閉じるか、色々バリエーションがありますので過去の設計事例を元にご紹介します。
【オーソドックスな対面式キッチン】
キッチンの前にカウンターを配したオーソドックスな対面式です。カウンターの前にハイスツールを並べてここでも簡単な食事をすることができます。
キッチン側に入るとこんな感じです。コの字型のレイアウトです。作業面がつながっているので効率的に作業ができます。
ちなみにキッチンからダイニングを見るとこんな感じです。庭も見えるのでとても快適だと思います。
【セミクローズドタイプの対面式キッチン~その①】
キッチン内部です。この事例もコの字型レイアウトになります。右手にシンクがあり、その外側に和室があります。
和室から見たところ。右手にキッチンがあり、左手にダイニングがあります。この家は和室の掘りごたつで食べたり、左手のダイニングで椅子に座って食べたり出来ます。 キッチン側の白い建具を閉めれば和室とキッチンを仕切ることが出来ます。ダイニング側の障子も閉め、掘りごたつを片付けて畳を入れればお客様に泊まっていただける個室としても使えます。
【セミクローズドタイプの対面式キッチン~その②】
写真中央がダイニング、右手にキッチンがあります。
ダイニングからキッチン側を見たところです。カウンターには飾り棚を設けています。
引き込んである障子を閉めるとキッチンが見えなくなり、より落ち着いた空間とすることが出来ます。
対面式キッチンの事例を3つほどご紹介しました。キッチンとダイニングとリビングの関係性は住まい手の考え方、使い方によってそれぞれです。すまいづくりのご参考にしていただければ幸いです。
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