スタッフ日記
2019年6月28日
木造在来工法 匠の技を持った大工が作る手刻みの家
弊社ではパナソノックの耐震住宅工法「テクノストラクチャーの家」を主流としていますが、お客様のご要望により木造在来工法の住宅も建設しています。
現在伊勢市内にて建設中の住宅には、木造在来工法の物件があります。
しかも、柱や梁の継手、仕口を墨付けに従って大工が手加工で行う伝統的な工法です。
今の住宅の大半は、これらの加工を機械プレカット加工で行っています。
プレカットは、データをもとに行い、加工に時間がかからず金額的にも抑えられるので、住宅の主流となっています。
しかし、その反面木材に墨付けを行い、ひとつひとつ大工の手で加工していく手刻みによる住宅の現場が少なくなっているのと同時に その技術を持った大工が少なくなってきていることは残念です。
今回は、大変貴重な現場に恵まれましたので、手刻みの一例をご紹介します。
これは桁と柱の接合部です。突起部分をホゾと言います。
このホゾが、プレカット加工の場合は巾2寸(幅6.6㎝)長さが8㎝ほどですが、手刻み加工の場合は幅3寸(9.9㎝)長さが4寸(12㎝)あり、これを大工が木づちでしっかりと打ち込み組んでいきます。
堀崎組では、地域密着型の工務店として、注文住宅からリフォーム、店舗、教育機関、公共工事、駅、マンション、古民家再生など地域の建築を幅広い実績が多数ございます。
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